インターホンが壊れた?原因と対処法を解説!

玄関先で来客の気配を感じても、インターホンが鳴らなければ応対できず、不便を感じるものです。突然の故障に戸惑い、原因や修理方法を知りたいと考える方は多いでしょう。電源の問題や配線の断線、経年劣化による部品の不具合など、インターホンが正常に作動しない理由はさまざまです。しかし、故障の原因によっては簡単な対処で改善できるケースもあります。


本記事では、インターホンが壊れた際にまず確認すべきポイントや、故障の主な原因と症状を詳しく解説します。さらに、修理と交換の判断基準や、適切な修理業者の選び方についても紹介します。業者選びでは、信頼できるプロの見極め方や悪徳業者に騙されないための注意点を押さえておくことが重要です。また、交換を検討する場合、防犯性を高めるカメラ付きインターホンのメリットやおすすめの機種についても触れます。


突然のトラブルにも冷静に対処し、安心して来客対応ができるよう、この記事を参考に適切な対応を行いましょう。


インターホンが壊れた!まず確認すべきこと

ご自宅のインターホンの電源タイプの確認

インターホンが突然反応しなくなった場合、最初に確認すべきは電源の供給状況です。インターホンには主に「電源コード式」と「電源直結式」があり、それぞれ点検の方法が異なります。電源コード式の場合は、壁のコンセントに正しく接続されているかを確認してください。掃除や家具の移動などでプラグが抜けていることもありますので、まずは差し込みの状態を確かめることが大切です。


ブレーカーや分電盤の確認

電源コードに問題がなかった場合は、ブレーカーが落ちていないかを確認してください。特に「電源直結式」のインターホンは、建物の分電盤を通じて電力が供給されているため、ブレーカーの作動によって動作が止まってしまうことがあります。台所や浴室など、同じ回路に複数の電気機器が接続されている場合、過電流が原因でブレーカーが作動してしまうケースも見られます。分電盤を開けて、インターホンが接続されているブレーカーが「切」になっていないかを確認し、「入」に戻すことで復旧する場合があります。


一見複雑に思えるインターホンの不具合も、まずは電源の状態やブレーカーの確認といった基本的な点検を行うことで、原因の特定や復旧につながる可能性が高まります。


インターホンが故障する原因と症状

長い間使用していない?(経年劣化による不具合)

インターホンは、日々の生活に溶け込んだ設備であり、正常に作動することが当たり前と考えがちです。しかし、精密な電子機器である以上、長年使用すれば確実に経年劣化が進行します。特にマイクやスピーカーは消耗しやすく、音声が途切れる、ノイズが混じる、相手の声が聞こえないといったトラブルが発生しやすくなります。また、ボタン部分の接触不良により押しても反応しない、反応までに時間がかかるといった症状も見られます。モニター付きインターホンでは、映像が乱れる、画面が暗くなる、画面が映らないといった不具合が典型です。一般的にインターホンの耐用年数は10年程度とされており、それを超えて使用すると修理が難しい場合もあるため、状態に応じて交換を検討することが重要です。


配線関係の劣化

インターホンのトラブルは、本体の不具合だけでなく、配線部分の劣化によっても発生します。特に玄関子機の周辺は屋外に設置されているため、雨風や寒暖差の影響を長年受け続けることで、配線の接続部分が劣化しやすくなります。接点の腐食や断線が原因で、通話や映像が届かなくなるケースもあります。さらに、建物内部に配線されたインターホン線のどこかで断線が生じていると、目視での特定が難しく、修理には専門的な知識と機材が必要です。断線箇所が特定できず、配線の引き直しが必要となると、作業費用も高額になりがちです。状況に応じて無線タイプへの切り替えなど、専門業者と相談しながら最適な対応策を選ぶことが大切です。


インターホン修理業者の選び方と注意点

信頼できる業者に相談

インターホンが壊れてしまった場合、一番大切なことは信頼のできる業者を選ぶことです。お家の防犯対策のかなめとなるインターホンですので、怪しい業者には気を付けてください。地元密着の業者で親身に対応してくれるところがあれば安心ですね。また、見積もり時に質問をした際に明確な回答してくれるかも大事なポイントです。変化する自分のライフスタイルに合わせた提案をしてくれることでしょう。さらに、アフターサポートが充実している業者を選ぶことで、万が一のトラブルにも迅速に対応してもらえます。


悪徳業者に引っかからないための注意点

修理業者の中には、不当に高額な料金を請求する悪徳業者も存在します。特に、「今すぐ修理しないと危険」「特別価格で対応できる」などと強引に契約を迫る業者には注意が必要です。また、見積もりを提示せずに作業を開始する業者は、後から高額な請求をされる可能性があるため避けるべきです。修理や交換の必要性や費用について十分な説明がない場合、別の業者にも相談し、比較検討することが大切です。


インターホン交換の相場

インターホンは長く使っていることが多い設備ですので、故障を修理することは少ないと思います。特に10年以上の商品はメーカーからの部品供給も終わっている場合も多いため、新しい商品に交換する場合が多いと思います。最近は来客の顔が確認できるTVドアホンタイプが人気です。費用はベーシックなもので工事費を入れて約2.8万円~程度かと思います。グレードによって値段は様々ですので、業者さんに色々と質問して、要望を伝えると良いと思います。

配線の断線等が発生している場合は別途のお見積りになると思いますので、代替策も含め提案を受けると良いと思います。


マンションのオートロック機能がついている機種は管理会社へ

マンションなど集合住宅で増えているのが、エントランスの鍵を開錠できるオートロック機能が付いているインターホンです。この場合、マンション全体の機能と関わるため、まずはマンションの管理会社さんへご相談することが大切です。

まとめ

インターホンが突然故障すると、来客対応や防犯面での不安が生じます。しかし、電源の確認や配線の点検を行うことで、簡単に解決するケースも少なくありません。経年劣化や環境要因による故障の場合、修理や交換が必要になりますが、適切な業者を選ばなければ、不要な費用やトラブルに巻き込まれる可能性もあります。優良な修理業者を見極めるためには、料金の相場や保証内容を確認し、複数の業者を比較検討することが重要です。また、交換を検討する際には、カメラ付きインターホンや最新の防犯機能を備えた機種を選ぶことで、住宅の安全性が向上します。インターホンのトラブルに直面した際には、原因を見極め、最適な対処方法を選択することが大切です。


インターホンが壊れた場合は、株式会社須崎へご依頼ください!

株式会社スザキは、埼玉県さいたま市の地域密着型の電器店です。お客様のライフスタイルに合わせた、適正価格でのご提案をしております。インターホンだけでなくお家の家電や設備全般の様々なお悩みをサポートしております。製品の使い方や活用方法まで丁寧に対応させていただきます。インターホンの修理や交換をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。